前払・未払・前受・未収のどれが資産で、仕訳の借方・貸方はどっちだったか、問題を解くたびに迷っていませんか。覚えることは2つだけです。当期の費用・収益を「前は減らす・未は足す」で直して反対側に経過勘定を書くこと、そして翌期首に逆の仕訳(再振替仕訳)で元に戻すことです。
この記事では、4つの経過勘定を2軸の表で整理し、月割の4例、第2問で出る支払家賃の勘定記入、切手・収入印紙の貯蔵品まで、検算つきで確認します。
この記事の内容を動画で解説しています(簿記3級 #41・8:50)
8:50【簿記3級 #41】経過勘定|繰延べと見越しの4パターン前払費用・前受収益は「繰延べ」、未払費用・未収収益は「見越し」 / 当期の損益にするかどうかで判断する▶ YouTubeで見る経過勘定とは?4つを「費用・収益」×「繰延べ・見越し」で覚える
経過勘定とは、お金を受け払いした時期と、費用・収益が発生する期間がずれているときに、決算で当期の費用・収益を正しい金額に直すために使う勘定です。前払費用・前受収益・未払費用・未収収益の4つがあります。
必要になる理由は、損益計算書には「当期に対応する分」だけを載せるからです。たとえば11月に1年分の保険料を払っても、3月決算の会社で当期に対応するのは11月〜3月の5か月分です。残りの7か月分は翌期の費用なので、決算で翌期へ送ります。
| 区分 | 繰延べ(お金のやりとりが先) | 見越し(お金のやりとりが後) |
|---|---|---|
| 費用 | 前払費用(資産) 例:前払保険料・前払家賃 | 未払費用(負債) 例:未払利息・未払家賃 |
| 収益 | 前受収益(負債) 例:前受地代・前受家賃 | 未収収益(資産) 例:未収利息・未収手数料 |
| 決算でやること | 当期分を超えた金額を減らす | 足りない当期分を足す |
縦の軸は「費用の話か、収益の話か」、横の軸は「お金のやりとりが先に済んでいるか(繰延べ)、まだか(見越し)」です。問題文を読んだら、この2つを判定するだけで4つのどれかに決まります。
資産か負債かは「これから受け取れる側か」で決まる
前払費用は、先にお金を払ったので、これからサービスを受け取れる権利です。未収収益は、サービスを提供済みで、これからお金を受け取れる権利です。どちらも「これから受け取れる側」なので資産になります。
反対に、未払費用はこれからお金を払う義務です。前受収益は先にお金をもらったので、これからサービスを提供する義務です。どちらも「これから差し出す側」なので負債です。
ポイント
覚えるのは2つです。①前は減らす・未は足す(前払・前受は当期の費用・収益を減らし、未払・未収は足す)。②これから受け取れる側が資産、差し出す側が負債。
仕訳は「前は減らす・未は足す」|月割の4例
決算整理仕訳は、次の3手順で組み立てます。4つの経過勘定すべてに共通です。
- 費用の話か収益の話かを決め、もとの科目(保険料・受取利息など)を特定する
- 前払・前受なら当期分を超えた金額を減らし、未払・未収なら足りない金額を足す
- もとの科目の反対側に経過勘定を書く(名前は「前払・未払・前受・未収」+もとの科目の名前)
費用は借方で増えて貸方で減り、収益は貸方で増えて借方で減ります。費用を減らすならもとの科目は貸方、収益を減らすなら借方に書き、空いた側に経過勘定が入ります。
次の4例で確認します。会計期間は4月1日〜翌年3月31日で、数字はすべて解説用に作成したものです。
設例A(決算日は3月31日)
(1) 11月1日に1年分の保険料36,000円を支払い、全額を保険料として処理した。
(2) 12月1日に取引先へ600,000円を貸し付けた。年利率は2%で、利息は1年後の返済時に受け取る。
(3) 1月1日から倉庫を借りている。家賃は月20,000円で、6か月分を6月末に後払いする契約のため、決算日までは支払っていない。
(4) 12月1日に土地の賃貸料1年分48,000円を受け取り、全額を受取地代として処理した。
(1) 保険料の前払い:翌期分7か月=36,000×7/12(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 前払保険料 | 21,000 | 保険料 | 21,000 |
(2) 利息の未収:当期分4か月=600,000×2%×4/12(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 未収利息 | 4,000 | 受取利息 | 4,000 |
(3) 家賃の未払い:当期分3か月=20,000×3(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 支払家賃 | 60,000 | 未払家賃 | 60,000 |
(4) 地代の前受け:翌期分8か月=48,000×8/12(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 受取地代 | 32,000 | 前受地代 | 32,000 |
(1)と(4)は「前」なので、もとの科目を減らします。保険料は費用なので貸方、受取地代は収益なので借方です。(2)と(3)は「未」なので、もとの科目を足します。受取利息は収益なので貸方、支払家賃は費用なので借方に書きます。
(1)の保険料は、問題によっては支払保険料という科目名で出てきます。名前が違っても処理は同じです。
月数は「取引した月を含めて」書き出して数える
月割でよくあるミスは、月数が1か月ずれることです。11月1日に1年分を払った(1)なら、当期分は11月・12月・1月・2月・3月の5か月です。「3−11」のような引き算をするとずれやすいので、月の名前を書き出して数えます。
| 例 | 数える月 | 月数 | 仕訳の金額 |
|---|---|---|---|
| (1) 保険料(繰延べ) | 翌期の4〜10月 | 7か月 | 3,000×7=21,000円 |
| (2) 受取利息(見越し) | 当期の12〜3月 | 4か月 | 1,000×4=4,000円 |
| (3) 支払家賃(見越し) | 当期の1〜3月 | 3か月 | 20,000×3=60,000円 |
| (4) 受取地代(繰延べ) | 翌期の4〜11月 | 8か月 | 4,000×8=32,000円 |
繰延べは翌期へ送る分を、見越しは当期に足す分を数える、と決めておくと迷いません。1年契約の繰延べなら「当期分+翌期分=12か月」で検算できます。(1)は5か月+7か月、(4)は4か月+8か月で、どちらも12か月です。
なぜ翌期首に再振替仕訳をするのか?
再振替仕訳とは、翌期の最初の日(期首)に、前期末の決算整理仕訳と貸借を逆にした仕訳をして、経過勘定をもとの費用・収益の勘定に戻す仕訳です。目的は、翌期に費用・収益を二重に計上しないことです。
設例Aの(3)倉庫の家賃で確かめます。前期末に1〜3月分60,000円を未払家賃として計上しました。翌期の6月30日に1〜6月分120,000円を支払ったとき、支払家賃を120,000円と記帳するだけでは、1〜3月分を前期と今期の2回、費用にしてしまいます。
翌期首(4月1日)の再振替仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 未払家賃 | 60,000 | 支払家賃 | 60,000 |
6月30日に6か月分を支払ったとき(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 支払家賃 | 120,000 | 普通預金 | 120,000 |
| 6月30日時点 | 再振替仕訳あり | 再振替仕訳なし |
|---|---|---|
| 支払家賃の残高 | 120,000−60,000=60,000円(4〜6月の3か月分) | 120,000円(1〜3月分が前期と二重) |
| 未払家賃の残高 | 0円(支払済みの事実と一致) | 60,000円(払い終えたのに残る) |
期首に逆仕訳で戻しておけば、支払ったときは支払額どおりに記帳するだけで、差し引きで今期の分だけが費用に残ります。期中の記帳をいつもどおりに保つための仕組み、と考えると覚えやすくなります。
毎年同額を払う契約は、試算表に1年分より多い金額が入る
保険料のように毎年同じ日に1年分を払う契約では、期首の再振替仕訳で前期の前払分が保険料に戻ります。そのため、決算整理前の試算表の保険料は1年分より多くなります。
設例Aの(1)が「毎年11月1日に同額を支払っている契約」だったとします。試算表の保険料は、再振替で戻った前期の7か月分21,000円+11月に支払った36,000円=57,000円(19か月分)です。決算で翌期分7か月21,000円を前払保険料に振り替えると、残る保険料は36,000円で、ちょうど12か月分になります。
第3問で「毎年同額を支払っている」とあったら、試算表の金額が何か月分かを先に数えるのがコツです。57,000÷19か月=3,000円と1か月分が出れば、あとは月数を掛けるだけです。
第2問の勘定記入|支払家賃と前払家賃の1年間を追う
経過勘定は、第2問の勘定記入でも出題されます。1年間の取引を日付順に仕訳し、勘定に転記して締め切る形です。仕訳が書ければ、勘定は転記するだけで埋まります。
設例B(会計期間は4月1日〜3月31日)
店舗の家賃は月30,000円で、毎年6月1日と12月1日に、向こう6か月分180,000円を普通預金から支払っている。前期末の決算では、4〜5月分60,000円を前払家賃に振り替えた。当期の支払家賃勘定と前払家賃勘定を完成させる。
| 日付 | 仕訳(単位:円) | 内容 |
|---|---|---|
| 4/1 | 支払家賃 60,000/前払家賃 60,000 | 再振替仕訳 |
| 6/1 | 支払家賃 180,000/普通預金 180,000 | 6〜11月分の支払い |
| 12/1 | 支払家賃 180,000/普通預金 180,000 | 12〜5月分の支払い |
| 3/31 | 前払家賃 60,000/支払家賃 60,000 | 翌期の4〜5月分を繰延べ |
| 3/31 | 損益 360,000/支払家賃 360,000 | 当期12か月分を損益へ振替 |
仕訳を勘定に転記すると、次のようになります。摘要には相手の勘定科目を書きます(単位:円)。
| 支払家賃(借方) | 金額 | 支払家賃(貸方) | 金額 |
|---|---|---|---|
| 4/1 前払家賃 | 60,000 | 3/31 前払家賃 | 60,000 |
| 6/1 普通預金 | 180,000 | 3/31 損益 | 360,000 |
| 12/1 普通預金 | 180,000 | ||
| 合計 | 420,000 | 合計 | 420,000 |
| 前払家賃(借方) | 金額 | 前払家賃(貸方) | 金額 |
|---|---|---|---|
| 4/1 前期繰越 | 60,000 | 4/1 支払家賃 | 60,000 |
| 3/31 支払家賃 | 60,000 | 3/31 次期繰越 | 60,000 |
| 合計 | 120,000 | 合計 | 120,000 |
検算は支払家賃の損益振替額で行います。60,000+180,000+180,000−60,000=360,000円で、月30,000円×12か月と一致します。第2問で合計欄が合わないときは、4月1日の再振替仕訳の行が抜けていないかを最初に確認します。
締め切り方は、費用の勘定(支払家賃)は残高を損益勘定へ振り替え、資産の勘定(前払家賃)は「次期繰越」で締めて翌期首に「前期繰越」と書き直します。この締め切り方(英米式決算法)は、簿記3級の大問別の解き方の第2問の節でも扱っています。
なお、2027年度適用の出題区分表の改定は、リースに関する会計基準の適用も理由の1つですが、3級では不動産の賃借は引き続き支払家賃・支払地代で処理します(賃貸借処理)。家賃・地代の経過勘定は、2026年度・2027年度のどちらの試験でも同じ考え方で解けます。改定の全体像は2027年度の出題区分表改定のまとめで整理しています。
貯蔵品も同じリズム|切手・収入印紙の決算振替と再振替
郵便切手や収入印紙は、買ったときに費用で処理します。切手は通信費、収入印紙は租税公課です。決算日に使い残しがあれば、その分を貯蔵品(資産)に振り替え、翌期首に再振替仕訳でもとの費用に戻します。
貯蔵品は経過勘定ではありませんが、「当期に使っていない分を翌期へ送り、期首に戻す」リズムは前払費用と同じです。セットで覚えると、第3問で見落としにくくなります。
設例C
期中に郵便切手8,400円と収入印紙30,000円を購入し、それぞれ通信費・租税公課で処理した。決算日に、切手1,680円分と収入印紙6,000円分が未使用で残っていた。
決算整理仕訳:未使用分を貯蔵品へ(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 貯蔵品 | 7,680 | 通信費 | 1,680 |
| 租税公課 | 6,000 | ||
翌期首の再振替仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 通信費 | 1,680 | 貯蔵品 | 7,680 |
| 租税公課 | 6,000 | ||
決算後の通信費は8,400−1,680=6,720円、租税公課は30,000−6,000=24,000円で、当期に使った分だけが費用に残ります。収入印紙を通信費にしてしまう間違いには注意が必要です。印紙は印紙税などの納付に使うものなので租税公課、と理由で覚えると迷いません。税金に関する科目の区別は税金の仕訳(租税公課・法人税等・消費税)で整理しています。
経過勘定でよくある間違いと、なぜ間違えるのか
- 前払と未払の仕訳の向きを逆にする:科目名だけを暗記して、「当期の金額が多すぎるのか、足りないのか」を考えていないのが原因です。前は減らす・未は足す、に戻ってから借方・貸方を決めます。
- 未収利息を未収入金、未払家賃を未払金と書く:どちらも「まだ受け取っていない・払っていない」ので似て見えます。家賃や利息のように契約に従って時の経過とともに発生するサービスの対価は経過勘定、備品の売却代金のような1回きりの取引の未決済は未収入金・未払金です。
- 月数を1か月少なく数える:月の引き算をしているためです。取引した月を含めて月の名前を書き出し、繰延べは翌期分、見越しは当期分を数えます。
- 再振替仕訳を忘れる:期首の仕訳は取引の発生とは関係なく行うので、意識から抜けやすいのが原因です。第2問の勘定記入では4月1日の行が空欄になり、合計が合わなくなります。
未収入金・未払金との違いは売掛金と未収入金・買掛金と未払金の違い、前払金との違いは前払金と前払費用の違いで、判定の順番つきで解説しています。
練習問題|月割と再振替仕訳を3問で確認
練習問題1
当期の8月1日に、銀行から900,000円を借り入れた。年利率は2%で、利息は1年後の返済時に元金とともに支払う。決算日(3月31日)に必要な決算整理仕訳を答えなさい。
練習問題1の解答と解説を見る
練習問題1の決算整理仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 支払利息 | 12,000 | 未払利息 | 12,000 |
当期分は8月〜3月の8か月です。900,000×2%=18,000円が1年分なので、18,000×8/12=12,000円です。利息はまだ払っていない(見越し)ので費用を足し、反対側に未払利息(負債)を書きます。
練習問題2
決算整理前残高試算表の支払地代は70,000円である。これは毎年6月1日に向こう1年分(毎年同額)を支払っているもので、期首に再振替仕訳を行っている。決算日(3月31日)の決算整理仕訳を答えなさい。
練習問題2の解答と解説を見る
練習問題2の決算整理仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 前払地代 | 10,000 | 支払地代 | 10,000 |
試算表の70,000円は、再振替で戻った前期の4〜5月分(2か月)と、6月1日に支払った1年分(12か月)の合計で、14か月分です。1か月分は70,000÷14=5,000円なので、翌期の4〜5月分は5,000×2=10,000円です。決算後の支払地代は60,000円で、ちょうど12か月分になります。
練習問題3
2月1日に、建物の一部を貸した家賃6か月分90,000円を受け取り、全額を受取家賃として処理した。決算日(3月31日)の決算整理仕訳と、翌期首の再振替仕訳を答えなさい。
練習問題3の解答と解説を見る
決算整理仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 受取家賃 | 60,000 | 前受家賃 | 60,000 |
翌期首の再振替仕訳(単位:円)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 前受家賃 | 60,000 | 受取家賃 | 60,000 |
受け取った6か月分は2月〜7月です。翌期分は4月〜7月の4か月なので、90,000÷6×4=60,000円を前受家賃(負債)として翌期へ送ります。収益を減らすので、受取家賃は借方です。
まとめ
- 経過勘定は「費用・収益」×「繰延べ・見越し」の4つ。これから受け取れる側の前払費用・未収収益が資産、差し出す側の未払費用・前受収益が負債
- 仕訳は「前は減らす・未は足す」。もとの科目を直し、反対側に経過勘定を書く
- 月数は取引した月を含めて書き出す。繰延べは翌期分、見越しは当期分を数える
- 翌期首の再振替仕訳は二重計上を防ぐためのもの。毎年同額の契約は、試算表に1年分より多い金額が入る
- 切手・収入印紙の貯蔵品も、決算で資産へ送り、期首に戻す同じリズム
講義#41では、繰延べと見越しの4パターンと月数の数え方を順を追って説明しているので、文字で読んだあとに動画で流れを見ると定着します。次の一歩として、経過勘定が精算表でどの欄に入るかを精算表の書き方で、前払保険料が貸借対照表で「前払費用」になる理由を財務諸表の作り方で確認しておくと、第3問まで一気につながります。決算整理の全体像は簿記3級の決算整理仕訳の8つの型、講義の順番は簿記3級の全50本の講義一覧にまとめています。
動画で学ぶ|経過勘定と再振替仕訳の講義
この記事の講義(簿記3級 #41・8:50)
8:50【簿記3級 #41】経過勘定|繰延べと見越しの4パターン前払費用・前受収益は「繰延べ」、未払費用・未収収益は「見越し」 / 当期の損益にするかどうかで判断する / 月数の数え方と金額の計算 / 翌期首の再振替仕訳▶ YouTubeで見るあわせて見たい動画
よくある質問
経過勘定の簡単な覚え方はありますか?
「前は減らす・未は足す」と「これから受け取れる側が資産」の2つで足ります。仕訳の向きは前者で、資産か負債かは後者で決まるので、科目名の暗記に頼らずに済みます。
再振替仕訳はいつ、なぜ行うのですか?
翌期首に、前期末の決算整理仕訳と逆の仕訳として行います。行わないと、翌期にお金を受け払いしたとき、前期に計上済みの分まで費用・収益に入り、二重計上になるためです。
前払費用と前払金の違いは何ですか?
前払費用は、保険料や家賃のように契約に従って続けて受けるサービスについて、翌期分を先に払ったものです。前払金は、商品を受け取る前に支払う手付金などで、決算で月割する対象ではありません。
貯蔵品は経過勘定ですか?
経過勘定ではありません。未使用の切手や収入印紙というモノを表す資産の勘定です。ただし、決算で未使用分を資産へ振り替え、翌期首に費用へ戻す流れは前払費用と同じなので、セットで覚えると効率的です。
執筆:ぼきの森学校 編集部 監修:公認会計士・税理士
情報確認日:2026年9月24日(試験要項・合格率は 日本商工会議所の公式サイト、改定内容は 出題区分表のページ でご確認ください)
記事中の設例・金額・想定ケースは解説のために作成したもので、実在の会社・人物・取引とは関係ありません。
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